EICスピリット

お客さまを全力でお守りする。

現会長の遠藤が保険会社の研修生として保険業界に入った頃、日本はバブル期全盛であったため、保険商品の売れ筋は利回りのよい積立型の保険であり、また、保険募集は自動車保険・火災保険といった個人のお客さまに対するものが主流でした。そのような状況下、遠藤は運送会社を中心に法人のお客さまを積極的に訪問し、保険に対する不満やお客さまが抱えるお困りごとを聞いてまわる活動をしていました。当時の運送業界では自動車事故が多発していましたが、どこの運送会社も事故を望むはずはなく「どうしたら事故を減らせるのか?」といった悩みを抱えていました。  そこで遠藤は、保険営業を行う傍ら、安全運転に関する知識を独学で学び、地域の運送会社に独自の安全運転講習会を何度も何度も繰り返し開催しました。その取組はお客さまから一定の評価を得ることができ、保険契約をいただけるまでになりました。  その一方で事故が完全になくなるわけではなく、時にはお客さまに重大事故が発生することもありました。当時の保険会社は、夜間・休日の事故対応が今ほど充実しているとはいえず、地域間でのネットワークも未整備なところもありましたので、真夜中に自宅の固定電話が鳴り、お客さまから事故を受け付けたあと現場や病院に駆けつけたこともありましたし、他県・遠方まで事故対応に出かけることもありました。  事故や災害に遭われたお客さまは困り、不安で、動揺もします。そのような時にこそ保険代理店の真価が問われ、ご加入いただいた保険がお客さまのお役に立つことができます。私たちは、これからも“お客さまから最も信頼されている保険代理店”を目指し、お客さまが万一の際には、親身になってお話しを伺い、誠心誠意ご対応することで、「困ったことがあったら、とにかくEICに相談しよう。」と言っていただけるような会社でありたいと思います。

あるべき姿を追い求め、果敢にチャレンジし、前に進む。

これまでの30年間、私たちはいくつもの挑戦をしてきました。創業当初、事故に遭われた際のお車の補償(車両保険)について、お客さまが満足のいく補償を少しでも多く得られるようにと保険会社と粘り強く交渉し、当時普及しているとは言えなかった価額協定に関する特約を大型車にもご案内できるようになりました。20年前には、お客さまのご希望やリスクに合ったご提案を実現するために、アメリカのエージェントブローカーの役割や機能を参考にしながら複数の保険会社商品やサービスを取り扱う乗合保険代理店の道を歩むこととしました。また、保険業界の自由化が進展していた2003年には、次世代型保険代理店のあるべき姿の研究とお客さまに信頼される保険代理店作りを夢見て現会長の遠藤が渡米。ハワイで開催されたノグチアカデミーの一期生として現在の弊社経営モデルの礎となる部分を集中的に学びました。最近では、2015年に保険仲介およびリスクアドバイザリーの世界的リーディングカンパニー Marsh LLC の日本法人であるマーシュジャパン株式会社と提携し、同社が推進する保険サービスネットワークの一員になりました。これは社会環境が激変していく中、抱えるリスクが多様化・複雑化している企業のお客さまに対して、これまで以上にお客さまのニーズに基づいた保険をご提案したいという思いによるものです。
これから歩んでいく将来も平坦な道ばかりではなく、困難なこともあるでしょう。それでも私たちは、これまで培ってきたチャレンジ精神を忘れることなく、前を向き、お客さまとともに永続的に成長し続けてまいりたいと思います。

さまざまなリスクを敏感に捉え、お客さまとともに真剣にその対策を考える。

私たちは、お客さまのリスクマネジメントをお手伝いさせていただき、企業の安全環境づくりや健全な活動、そして、地域社会での充実した生活をサポートする保険代理店です。
 保険代理店の仕事は、保険を販売する(セールス)という側面がありますが、私たちはお客さまの潜在的なリスクを洗い出し、お客さまの状況やご意向に合った最適で合理的な保険を設計・提供する(プロデュース)することにつとめています。“出ない保険はご提案しない”が私たちの合言葉です。
 私たちは法人のお客さまであれば一緒に経営する気持ちで、個人のお客さまであれば一緒に生活をする気持ちで仕事をするのが理想と考えます。私たちはお客さまの“リスクマネジャー”になりたいのです。お客さまが事故や災害に遭われた時は確実に保険金をお届けして、少しでも早く不安を取り除き、安心した企業活動や生活を営んでほしいと切に思います。保険は万能ではありませんので、すべての事故や災害に対して保険金が支払わるものではありませんし、保険ですべてを解決できるものではありません。しかしながら、私たちはお客さまにリスクがある限り、それをカバーできるようなプログラムを真剣に考え、設計し、ご提供できるように精一杯努力をしますし、仮にそれが困難であった場合は、そのことをお互いの共通認識として持たなければならないと思っています。
 お客さまのリスクマネジャーであるためには、お互いに信頼しあい、いつでもコミュニケーションをとることができる関係でなければなりません。また、当然のことながら時とともに変わる環境や情勢にうまく適応し、お客さまのリスク対策に効果的な保険プログラムをご提供できるような幅広い知識を習得しなければなりません。
 私たちはこれまで、保険会社の協力も得ながら共同でお客さまのご希望やリスク状況に合わせた独自の商品を開発したこともございました。今後も“保険を活用したリスクマネジメントで安心と安全を創造する保険代理店”として、高品質で高価値の保険とサービスを提供し、それにより地域社会に安心と安全を届け、豊かな暮らしと健全な企業活動をサポートしてまいります。

One for all, All for one

「One for all, All for one」という言葉は、スポーツでよく耳にする言葉ですが、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」と訳されたり、「一人はみんなのために、みんなはひとつの目的のために」と解されたりしています。私たちは、1995年にクレームサービス部門を、2004年にはロスコントロール部門を開設し、2011年には営業開発部を立ち上げ、営業部門を役割に応じて2つの組織に分けました。そして現在は「事故防止(ロスコントロール)」「保険手配・契約管理」「事故対応(クレームサービス)」といった保険代理店に求められる役割・機能を部門化し、各部門スタッフが専門的に“三位一体”となってお客さまをお守りする形をとっています。
 したがって、弊社では1社(お一人)のお客さまに対して、営業スタッフ、顧客サービススタッフ(事務担当者)、クレームサービススタッフ(事故対応専任者)など、状況やご相談内容などによって複数名で対応させていただくことが度々あり、各部門のスタッフが自らの役割と責任をしっかりと果たすことでお客さまをお守りするよう心がけています。つまり、弊社の仕事はひとりでは完結させることができず、お客さまに十分ご満足いただくこともできません。そのため、私たちはともに働くスタッフはもちろんのこと、保険会社をはじめとする多くのビジネスパートナーを大切にし、ともに助け合いながら仕事をする姿勢が求められます。また、そのようなまわりの方の協力や支援に対する感謝の気持ちを忘れてはいけません。
 私たちが一丸となって行う毎日の仕事、言わば、私たちの“チームワーク”が、お客さまや地域社会のお役に立つことができたら幸いです。これからも私たちの三位一体型の保険代理店モデルが、ローカル保険代理店のモデルケースとなれるよう日々精進してまいります。

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